ÇHOMEブログコロナワクチンの接種前の情報公開求め、厚生労働省に申し入れを行いました。 2月12日(金)

コロナワクチンの接種前の情報公開求め、厚生労働省に申し入れを行いました。 2月12日(金)

立憲民主党新型コロナウイルス感染症ワクチン接種に関する課題検討プロジェクトチーム(ワクチンPT)は12日、厚生労働省を訪れ、新型コロナウイルス感染症予防ワクチンに関する速やかな情報公開を求める申し入れを行いました。

申し入れには、副座長である私、吉田統彦の他、同PT座長の中島克仁衆院議員、顧問の阿部知子衆院議員、事務局次長の木戸口英司参院議員が参加しました。

米製薬大手ファイザー社が開発したワクチンが本日の午前に成田空港に到着し、これまで独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)で進めてきた安全性等に関する評価のとりまとめをもとに、厚生労働省が本日の夕刻、薬事・食品衛生審議会(薬食審)で承認の可否について審査する見通しです。報道では14日にも承認され、来週17日から医療従事者2万人に対するワクチンの先行接種が始まると報道されています。

しかし、10日のブログにも記したように、このワクチンについては国民の皆さんから期待とともに様々な不安の声が寄せられています。

このような国民の不安を払しょくするためには、ワクチンの安全性や有効性、接種した場合のリスクとベネフィットなど、個人が接種の判断をするにあたっての情報を迅速・的確に届けることが大前提です。

申し入れでは、予防接種法及び検疫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議も踏まえ、(1)PMDAの審査報告書について、ワクチン接種開始前に速やかに公開すること(2)ワクチン承認の可否が判断される薬食審の審議内容、議事録、提出資料についても迅速に公開すること―の2点を求めました。

申し入れに対し厚労省の山本大臣官房審議官は、PMDAの審査報告書については、医療従事者へのワクチン接種前の公開、通常約3週間程度要する会議の議事録についても、企業情報などは精査した上で有効性や安全性に関わるものはできるだけ早く順次公開していくと発言しました。

今回の申し入れにより、副反応を気にする国民の皆様に配慮し、必要な情報提供と、リスクについての理解、コミュニケーションをとった上での接種であるべきであり、当たり前のプロセスを踏んでほしいとの申し入れに対し、厚生労働省にその点は了解していただいたことが成果であると考えます。

私、吉田つねひこは引き続き、新型コロナウイルス感染症に関して、国民の皆様の声を拝聴し、国政に訴えて参ります 。

衆議院議員 吉田統彦 拝

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